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論文

日本原子力学会2021年秋の大会企画セッション(「シグマ」調査専門委員会主催、核データ部会共催);「シグマ」調査専門委員会2019、2020年度活動報告,4; 海外の主要な核データファイルの動向

須山 賢也

核データニュース(インターネット), (130), p.29 - 34, 2021/10

欧州各国が使用する核データであるJEFFの開発の統括を行うOECD/NEAデータバンクでの勤務経験に基づき、欧州から見た我が国の核データJENDLの姿、JEFFの状況、そしてそれらの経験を踏まえた核データ評価の将来について述べる。

論文

The Joint evaluated fission and fusion nuclear data library, JEFF-3.3

Plompen, A. J. M.*; Cabellos, O.*; De Saint Jean, C.*; Fleming, M.*; Algora, A.*; Angelone, M.*; Archier, P.*; Bauge, E.*; Bersillon, O.*; Blokhin, A.*; et al.

European Physical Journal A, 56(7), p.181_1 - 181_108, 2020/07

 被引用回数:331 パーセンタイル:99.41(Physics, Nuclear)

本論文では、核分裂と核融合のための統合評価済み核データファイルのバージョン3.3(JEFF-3.3)について説明する。中性子との反応が重要な核種の$$^{235}$$U, $$^{238}$$U, $$^{239}$$Pu, $$^{241}$$Am, $$^{23}$$Na, $$^{59}$$Ni, Cr, Cu, Zr, Cd, Hf, Au, Pb, Biについて、新しい核データ評価結果を示す。JEFF-3.3には、核分裂収率, 即発核分裂スペクトル, 核分裂平均中性子発生数の新しいデータが含まれる。更に、放射崩壊, 熱中性子散乱, ガンマ線放出, 中性子による放射化, 遅発中性子, 照射損傷に関する新しいデータも含まれている。JEFF-3.3は、TENDLプロジェクトのファイルで補完しており、光子, 陽子, 重陽子, 三重陽子, $$^{3}$$He核, アルファ粒子による反応ライブラリについては、TENDL-2017から採用した。また、不確かさの定量化に対する要求の高まりから、多くの共分散データが新しく追加された。JEFF-3.3を用いた解析の結果と臨界性, 遅発中性子割合, 遮蔽, 崩壊熱に対するベンチマーク実験の結果を比較することにより、JEFF-3.3は幅広い原子核技術の応用分野、特に原子力エネルギーの分野において優れた性能を持っていることが分かった。

論文

CIELO collaboration summary results; International evaluations of neutron reactions on uranium, plutonium, iron, oxygen and hydrogen

Chadwick, M. B.*; Capote, R.*; Trkov, A.*; Herman, M. W.*; Brown, D. A.*; Hale, G. M.*; Kahler, A. C.*; Talou, P.*; Plompen, A. J.*; Schillebeeckx, P.*; et al.

Nuclear Data Sheets, 148, p.189 - 213, 2018/02

 被引用回数:67 パーセンタイル:98.13(Physics, Nuclear)

CIELO国際協力では、原子力施設の臨界性に大きな影響を与える重要核種($$^{235}$$U, $$^{238}$$U, $$^{239}$$Pu, $$^{56}$$Fe, $$^{16}$$O, $$^{1}$$H)の中性子断面積データの精度を改善し、これまで矛盾していると考えられた点を解消することを目的として研究が行われた。多くの研究機関が参加したこのパイロットプロジェクトは、IAEAの支援も受けて、OECD/NEAの評価国際協力ワーキングパーティ(WPEC)のSubgroup 40として組織された。本CIELOプロジェクトは、新たな実験研究や理論研究を行う動機付けとなり、測定データを正確に反映し臨界性の積分テストに優れた新たな一連の評価済みライブラリとして結実した。本報告書は、これまでの研究成果と、本国際協力の次の段階の計画概要をまとめたものである。

論文

Analyses with latest major nuclear data libraries of the fission rate ratios for several TRU nuclides in the FCA-IX experiments

福島 昌宏; 辻本 和文; 岡嶋 成晃

Journal of Nuclear Science and Technology, 54(7), p.795 - 805, 2017/07

 被引用回数:10 パーセンタイル:68.85(Nuclear Science & Technology)

FCAの複数の系統的に異なる中性子スペクトル場における7つのTRU核種($$^{237}$$Np, $$^{238}$$Pu, $$^{239}$$Pu, $$^{242}$$Pu, $$^{241}$$Am, $$^{243}$$Am, $$^{244}$$Cm)の核分裂率比に関するベンチマークモデルを用いて、主要な核データライブラリ(JENDL-4.0, ENDF/B-VII.1, JEFF-3.2)に対する積分評価を行ったものである。いずれの主要核データライブラリによる解析値は、$$^{244}$$Cm対$$^{239}$$Pu核分裂比を大幅に過大評価することが示された。また、中間エネルギーの中性子スペクトル場における$$^{238}$$Pu対$$^{239}$$Pu核分裂比に関して、核データ間で有意な差異があることが示され、感度解析によりこの原因について調査を行った。

論文

Integral validation of minor actinide nuclear data by using samples irradiated at dounreay prototype fast reactor

辻本 和文; 大井川 宏之; 篠原 伸夫

Proceedings of International Conference on Nuclear Data for Science and Technology (ND 2004), 4 Pages, 2004/09

原研では高レベル放射性廃棄物中の長寿命核種の分離変換技術の研究開発を行っている。核変換システムの核設計を行うためには、マイナーアクチニド(MA)核種の信頼性の高い核データが必要である。本研究では、英国ドーンレイの高速原型炉で照射されたアクチニド試料の化学分析結果を用いて、核データの検証を行った。使用した試料は、トリウムからキュリウムまでの21種類の核種の試料である。主要な核データライブラリーであるJENDL-3.3, ENDF/B-VI, JEFF-3.0を用いて照射試料に対する燃焼解析を行い、計算結果と化学分析結果との比較を行った。その結果、ウランやプルトニウム等の主要な核種に対しては、ライブラリー間の相違は小さく、実験値ともよく一致していることがわかった。一方、アメリシウムやキュリウム等のMA核種に対しては、実験値との不一致が大きく、今後も核データの精度向上が必要なことがわかった。

報告書

最新の評価済み核データに基づくMVP中性子断面積ライブラリーの作成

森 貴正; 長家 康展; 奥村 啓介; 金子 邦男*

JAERI-Data/Code 2004-011, 119 Pages, 2004/07

JAERI-Data-Code-2004-011.pdf:5.93MB

ENDF形式で表現された評価済み核データファイルを処理して、連続エネルギーモンテカルロコードMVPの中性子断面積ライブラリーを作成するコードシステムLICEMの第2版を開発した。本コードシステムは最新のENDF-6形式の核データを処理することができ、MVPコードの任意温度計算機能に対応したMVPライブラリーの作成機能を有している。本コードシステムを用いて、世界3大評価済み核データファイル(JENDL, ENDF/B, JEFF)の最新ファイルを処理して、MVP中性子断面積ライブラリーを作成した。本報告には、MVP中性子断面積ライブラリーの形式,ライブラリー作成コードシステム及びその使用法と作成されたMVP中性子断面積ライブラリーについて記述されている。

論文

Heat transfer in a tapered passages

椎名 保顕

Int.J.Heat Fluid Flow, 8(1), p.64 - 71, 1987/01

 被引用回数:7 パーセンタイル:59.92(Thermodynamics)

流れ方向に断面積の変る流路における熱伝達は、平行流路や断面積一定の円管、二重管における熱伝達とは異なることが考えられる。特に加速流の場合に熱伝達の実験結果のみから乱流$$rightarrow$$層流の遷移の判定を行う場合には、加速層流の熱伝達の振舞いを知る必要がある。本解析は上記の観点からくさび形流路内における層流熱伝達を求めたものである。解析はまず熱流束gが1/rに比例する場合の解を求め、次にg~r$$^{delta}$$に拡張した。

報告書

助走区間を含んだ拡大流路内層流熱伝達の解析; 純粋な外向き流が存在する場合の解

椎名 保顕

JAERI-M 9410, 21 Pages, 1981/03

JAERI-M-9410.pdf:0.64MB

拡大流炉内層流熱伝達を固有関数展開法を用いて解いた。流速分布はRosenheadやMillsaps-PohlhausenらによってJeffery-Hamel流として解析的に解かれている。拡大流においては、あるReynolds数と流路開き角に対して外向き流れ及び内向き流れが混在して存在するが、本解析ではそのような複雑な流れは除外し、純粋な外向き流れが存在する領域のみを取り扱った。熱伝達については、はじめ熱流束が1/rで変化する場合について解き、重ね合わせ法により熱流束がr$$^{delta}$$で変化する場合の解を求めた。その結果によれば、q~1/rの場合は、ヌッセント数は熱流束一定の場合の平行平板層流熱伝達のヌッセルト数に比べると低く、Redが大きいと低下の度合が大きくなる。またq~r$$^{delta}$$の場合には、$$delta$$=-1の値を境にして流路内温度分布、ヌッセルト数の振る舞いとも縮小流路内熱伝達の場合と逆の傾向を持っていることが分かった。

報告書

流れの線形安定性問題の解法ついて,1; $$alpha$$R$$>$$$$>$$1, 1位の転移点を1つ有するOrr-Sommerfeld方程式の固有値問題の漸近解を用いた解法-2次元準平行流-Jeffery-Hamel流に対する計算コード

藤村 薫

JAERI-M 9164, 72 Pages, 1980/11

JAERI-M-9164.pdf:2.39MB

流れの内在的安定性の線形理論における基礎方程式であるOrr-Sommerfeld方程式の固有値問題を、漸近解を用いた方法で解く計算コードを作成した。このコードは撹乱の波数$$alpha$$とReynolds数Rの積$$alpha$$R$$>$$$$>$$1での、1位の転移点を1つ有する場合の速度場に適用することができ、ここではそういった流れの代表例として2次元Poiseuille流をも含むJeffery-Hamel流に対する計算コードについて詳述する。このコードは上記の様な種々の流れ場に直ちに拡張しうるものである。

論文

縮小流路内層流熱伝達の解析

椎名 保顕

日本原子力学会誌, 22(8), p.572 - 579, 1980/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Nuclear Science & Technology)

縮小流路内層流の熱伝達を両面加熱および片面加熱片面断熱の場合について解析的に解いた。壁面における加熱条件は熱流束q~1/rおよびq~r$$^{delta}$$($$delta$$は実数)である。エネルギ式との対比から壁面熱流束q~1/rは速度分布の違いをのぞくと、平行平板内層流において熱流束一定の場合に対応する。縮小流路内層流のヌセルト数はレイノルズ数および流路開き角2$$alpha$$に依存する。熱流束一定の場合($$delta$$=0)は発達したヌセルト数は平行平板内層流の場合よりも小さくなり|Re|$$alpha$$がある臨界値をこえると0となる。

口頭

「シグマ」調査専門委員会2019, 2020年度活動報告,4; 海外の主要な核データファイルの動向

須山 賢也

no journal, , 

「シグマ」調査専門委員会の成果発表の一環として、2019, 2020年度における活動報告を行う。海外、特に欧州における核データ整備の方向性および人材育成の戦略・状況や、それを踏まえた上で欧州の核データ開発の中心となっているNEAデータバンクと我が国の協力を進める上で今後重点をおくべき点などについて述べる。

口頭

数MeV以上のENDF/B-VIII.0及びJEFF-3.3の銅核データの問題

権 セロム*; 今野 力; 太田 雅之*; 佐藤 聡*

no journal, , 

JAEA/FNSで行った銅ベンチマーク実験を核データライブラリENDF/B-VIII.0及びJEFF-3.3を用いて解析したところ、10MeV以上の中性子に感度を有する$$^{93}$$Nb(n,2n)$$^{92m}$$Nb反応の反応率をENDF/B-VIII.0を用いた計算値は実験値を大幅に過小評価、JEFF-3.3を用いた計算値は実験値を大幅に過大評価した。今回、この原因を調べ、数MeV以上の(n,np)や(n,n')反応等のデータに起因することがわかった。

口頭

Issues to the next FENDL

今野 力

no journal, , 

核融合炉用核データライブラリFENDL-3.2bの輸送計算用ACEファイルを詳細に調べたところ、損傷生成エネルギー断面積と陽子ACEファイルに問題があることがわかった。JENDL-4.0/HE中性子データを採用したFENDL-3.2bの損傷生成エネルギー断面積は20MeV以上で非常に小さくなり、また、JEFF-3.1.1中性子データを採用したFENDL-3.2bの損傷生成エネルギー断面積は数MeV以上で非常に小さくなる問題があり、それぞれ、最新のJENDL-5、JEFF-3.2のデータで入れ替えることで解決することを指摘した。また、JENDL/HE-2007の陽子データを採用したFENDL-3.2bの輸送計算用ACEファイルの2次中性子生成データをモンテカルロ輸送計算コードMCNP6.2が適切に扱うことができないため、JENDL-5用に修正した核データ処理コードNJOYでACEファイルを再作成することを提案した。

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